オリンピックについていけないまま終わってしまった僕です。
久しぶり(四ヶ月ぶり!)の更新になり、皆に忘れられていること請け合いのぽっちゃり貴公子onaplain1119です。
最近はまあそれなりに生きていたのですが、なんだかブログを書く気にもならず、放置していました。
そういえば先日、お盆の折に両親が東京に遊びに来ました。
毎年だいたいお盆になると私が帰省するのですが、今回は旅行がてら東京においでよ!と。
私には2つ上の兄がいます。東京に住んでいますが、年に2,3回しか会いません。男兄弟ってそんなものですよね。
私は今年の4月から彼女と一緒に暮らしているのですが、どうやら兄も最近同棲を始めたようです。
私の彼女はもう何回も両親と会っているのですが、兄の彼女(3年ほど付き合っているらしい)はまだ家族の誰も見たことがありません。
ということで6人で食事に行く事になりました。場所は銀座。
兄の彼女は、控えめで素敵な方でした。
母「しかしお父さんあれだねー、うちの子らと彼女でこんな風にご飯を食べられるなんて幸せだね。でも何かついにこのときが来たかって感じもするね~」
今年で兄は27歳、私は25歳。
カーチャン、地元の奴らはもう子供が2,3人いるんだよ。。と思いながらも、月日のたつのは早いなあとしみじみ。
顔を合わせるたびに喧嘩をして、しょっちゅう泣かされた父親の髪の毛もずいぶん薄くなった。
あと何回怒られることがあるだろうか。なんだか随分背中が小さくなったなあ。
「もう息子と口喧嘩しても勝てない。息子が親父を超えていくのは嬉しいけどやっぱ悔しいね」
と彼女に漏らしていたらしい。
いつもお前のカーチャンきれいだなと言われた母も、随分シワが増えて体も細くなった。
ちょっとした事で感動してなくし、話は長い。
息子やその彼女を、どうしてあんなに無条件に愛せるのか男は一生わからない。らしい。
両親を見ていると、ふとそんな事を思います。
僕らが成長し、大きくなるにつれて両親は確実に歳をとっていく。
私よりも若い人から見れば、私も確実に歳をとって老いていく。
端的に言えば、死に近づいていく。
青山で買い物をしたり、スカイツリーを見たり(残念ながら登れなかったけど)、築地でお寿司を食べたり、自宅を見てもらったり、神保町で古本屋さんに行ったりしました。
「歩けるうちに色々行っておかんとね」などとよく言うのですが、本当にそうですね。
以前から、「子供の生育には教育と遺伝的要素とどちらの影響が大きいか」ということに興味があるのですが、今のところよくわかりません。
でも多分自分が愛されたように自分の子供を愛するだろうし、両親と同じような過ちを犯すんじゃないかとも思います。そういうつもりという訳じゃなく、結果そうなるようになってるんじゃないかなという予想ですね。
「親父みたいには絶対にならない!」と思っていたんですがねえ。
何か感傷的で変なエッセイみたいな記事になりましたが、久しぶりにブログを書いてみたい気分でした。
文章をどう締めくくるか、というのは非常に奥の深い、難しい問題だと久しぶりに文章を書いてみて実感。
あとがき
両親におねだりして、カンペールのスニーカーを買ってもらいました。ぽってりしたトゥがかわいいです。